2011年9月23日金曜日

おいおい、わらしべ長者の話はどこ行ったんだよ〜。/ Hikawana Area

 そう思ってたでしょ?
旅行記なんて、大嫌いってた人間が
なに旅行記したためちゃってるんだよ。って思ってたでしょ?
スリランカに着いて12日間の間に、恐ろしい強行スケジュールで、
スリランカの南半分を、人の情報だけを頼りに
(かなり危険な行動=徒労とはこんな状態のことを言うんですね!)
バスで移動しまくっていたが、中々これ!っていうヒットがなかったので、
ブログに載せられなかったんですう〜。

しかし!ついに本来の目的の一つであアーユルベーダプロダクト製造工場に
潜入することができましたっ!
これは、その数あるプロダクトの数点。
たまたま玄関においてあったので写真撮ってみました。


ハーバルワイン
(アルコールではないが、そう呼んでいた)
を昼夜3−4日かけて煮詰めているところ。


ドクターが、ハーバルワインの説明をしてくれた。
ちゃんとノート取ってる私。

薬草のストック。
宝の山と私。
うっしっし。

梱包が終わって、スリランカ全土に向け
発送されるのを待つプロダクトちゃん達。

左=英語教室を営む今回お世話になった
ご主人と、右=ハーバルドクター。
私が独身だといったら、独身のドクターの態度が
少しかわったのは、私の気のせいでしょうか?
 ようやく今回の趣旨に近いところに行けたので、
徒労ばかりで、内心焦っていたのが
少し楽になりました。
このプロダクトのことはもう少し話を
煮詰めて(ハーバルワインのように)から
お知らせします。

工場見学で、色々な質問に快く答えてくれたドクターと
シンハラ語から英語に通訳してくれたご主人。
ありがとうございました!

製造してる商品の種類を聞いていた時、
”そうだ!はげの薬はないんですか?”
と、どちらかと言えばそちらの部類に入るドクターの目を
直視して聞いていた私。
その言葉が終わった直後に、ドクターの頭の上の方に視線が
行くのは、人間なら仕方がない行動だろう。
もちろん、ご主人は私のこの質問をきちんと通訳して、
ドクターに聞いてくれました。

今回、残念ながら はげに効く薬は発見できませんでしたが、
中々収穫のある、有意義な一日でした。




I am an English teacher! / Hikawana area


友人のオーストリア人女性からの情報で、
Hikawanaから更に3時間ほど行った所にある小さな村に住む夫婦を訪ねた。

その夫妻の知り合いが、ハーバルメディカルのドクターで、自宅兼工場でハーバルプロダクトを生産し、スリランカ全土に出荷しているとのこと。
その夫妻の知り合いが、ハーバルメディカルのドクターで、自宅兼工場でハーバルプロダクトを生産し、スリランカ全土に出荷しているとのこと。

到着早々、お父さんが村を案内してくれるというので、バイクに荷台をくっつけた乗り物に子供達と乗り込み、村(ジャングル)を駆け回った。
夫妻の長女の右脇のおませな彼女は、本来 同年代の男子とは遊ばないらしい。
今日は私の為にがんばってはりきってくれた。(上記写真)
その後(右記写真)

夫妻は二人ともスリランカの出身だが、かなり教養のある人達で、ここに移り住む前は14年間マレーシアで仕事をしていたそうだ。
色々な大変な事情があり、今はこのジャングルに囲まれた小さな村で、4人の子供と一緒に暮らしている。
二人とも大学で教育を専攻していたこともあり、この小さな村の子供達の将来の為にと、ほとんど ただみたいな料金で英語を教えていた。
ホームページで全世界からネイティブの先生を招き、住むところと食事を提供している。
ジャングルツアーから戻り、教養のある旦那さんとあれやこれや話をしていたら、”君は日本人の割に英語を話すね。よかったら子供達に英語を教えてみないか?”と言われ、
かなり調子に乗った私は、
“Why not!"と叫び、その日の午後3時には幼稚園児3人に英語を教えていた。
もちろん、私の英語と教養が、インターナショナルスクールに通う11歳の長男より劣っていることは間違いない。
その長男や、夫妻、子供達からteacher!と呼ばれるたびに、けつの穴がきゅんきゅん引き締まる思いがした。

2011年9月21日水曜日

I can be your partner / Weligama

4日ほどアルガンベイに滞在している時に、
本来の私の目的である有力情報を、新たに友人からゲットした。
友人の知り合いのお父さんがアーユルベーダの先生で、スクールも紹介できるし、
そこが気に入れば、自宅にホームステイしても構わないという内容だった。

早速、次の日の早朝6時にバスに乗り、
その人に合う為にコロンボに向かった。

チャンミカという名前で、電話でもかなり甲高い声だったので、
勝手に女性(みかちゃん)と思い込んでいたら、
コロンボの駅で待っていたのは、どこからみても石原良純にしか見えない男の人だった。

暑い夏に冷蔵庫を開け、麦茶だと思って飲んだら、そうめんつゆだった時みたいに、
数秒、脳内の伝達がうまく伝わらない状態になり、
本人に向かって、チャンミカは女性のはずだから、
あなたはチャンミカじゃない!とのたまわり、5分くらい苦しめた。
途中のバスのアクシデントで彼は駅で4時間も私を待っていたにも関わらず。。
それでも納得できないので、
タバコを吸いたいから、別の場所に移動して吸わせてくれ。
(スリランカは公衆場所では禁煙)
と言ってあちらこちらと連れ回してから、
ようやく最終目的のweligama行きのバスに二人で乗り込んだ。

朝の6時にaruganbayからバスに乗り、weligamaの彼の家族の住む家に着いたのは、
夜の10時45分だった。
みかちゃん、本当にごめんなさい。

私は、かれこれ16時間もバスに乗っていた。。


次の日の早朝から彼は色々と地元の観光に私を連れて行ってくれた。

weligama駅、朝の景色。

 鉄道の安全を守る、駅員さん達。
だらだらしている訳ではない。

地元名物、棒に足を引っかけて釣りをする漁師さん
と、波に戯れる子供たち。

that dog is very beautiful.
写真を撮ってやってくれ。と言ってる
おじさんを撮った。

ビーチ沿いのバーのテーブルクロス。
昼はグリーン。
夜はピンクの像さん。
ブローザブローディーみたいな人が
全部のテーブルを、端からピンクの像さんに変えていった。


良純君は、本当に素朴な田舎の人だった。
その素朴さ故、私も何度か引いてしまう事があった。
正直、時にはその素朴さと単純さにイライラする事もあった。

これは、彼が12年間飼っているペットの魚。
i can catch!と行って生け簀まで走って行き、
ちーちちちち、ちーちちちちーと言いながら
魚を抱き上げようとした。
写真ではよくわからないが、体長70cmの、
どうみてもジャングルに生息する怖い魚系(きばもある)
にも関わらず、日本の魚だと言い張る彼。
あまりの恐ろしい光景に、さすがの私もかなり引いて彼らを見ていた。


彼の両親と兄弟の住む家で2日ほどお世話になった。
その節は本当にありがとうございました。

彼なりにプランを練って、色々な場所をガイドしてくれたのだが、
正直、どれもこれもかなり私の思惑を外れている。
彼なりにがんばってくれて、本当に申し訳ないのだけど、
これ以上ここにいてもあまり私の期待しているものはないと判断し、
滞在2日で切り上げて、別の友人の紹介してくれた場所に移動することにした。

そして、何よりそれを決定づけたのは、他でもない彼の言葉。
I can be your partner.
。。。
どこまでミトコンドリアなんだろう。とつくづく思った。

その晩バックパックに荷物をつめ、
翌早朝、次の目的地 Hakamana行きのバスに乗った。




Today laughing tomorrow die! / Aruganbay

私の好きなサーフポイントの一つ。
この岩が目印。
岩好きのため、海の写真でなくて面目ない。

海の反対側に広がるラグーン。
ボートに乗って、約2時間のジャングルツアーが楽しめるそうです。

このポイントの灯台守。
この場所で、ワイルドなゲストハウスを営んでいる、
私の大好きなおじさん、CD。(多分同年代か、もしくは年下?)
オージーに作ってもらったお気に入りの板と一緒に。
もちろん、この板に乗れるんだそうです。
このポイントの事は全てこのCDに聞いてくれ!

アンサー君。26歳。
トゥクトゥクの運転手。
父なき後、母親と姉妹2人の面倒を一人でみている偉い奴。

アルガンベイの人は片言もしくは、トテチテの日本語を話す人が多い。
このアンサー君もその一人。
くりくり目玉の童顔で、体も小柄。
どうみても20歳そこそこだが、私の毒舌に突っ込みをいれられる希少な存在。

オフシーズンになりかけの事もあり、この日は早々に仕事を切り上げ、
私専属で彼もサーフィンを楽しんでいた。
とにかく、毎回二人でくだらない話で大笑いしている。
この日の返りもさんざん馬鹿話で死ぬほど笑っていたら、
彼がいきなり,

"today laughing tomorrow die"

と、ドングリみたいな顔してビートな言葉を放ってきた。
その顔と言葉のアンバランスさに又しても大笑いしてしまった。












2011年9月16日金曜日

坊主憎けりゃ袈裟まで憎い。/ Colombo

現地情報収集の為、コロンボに5日ほど滞在することになった。。

できれば、このごみごみした町には一時でも長くいたくない。はやる気持ちをおさえつつ、毎日お寺に通い、例のお坊さんに、折りをみてあれやこれや相談するが一向に話が進まない。それどころか、ガールフレンドにならないか?とか、後一年で坊主家業は辞めるので、二人で一緒にビジネスを始めないか?などなど、挙げ句の果てには、宝石業者を寺に呼び、宝石を見させられ、滞在場所は知り合いのいい家を紹介するからと連れていかれるが、
一月7万などど馬鹿な事をのたまう始末。
滞在2日めにして、目の前のこのスキンヘッドの中年男が、
私には単なるコスプレ野郎にしか見えてない事を彼はまだ気づいていない。

こここれは。。。
”そうだ!サーフィンに行こう!”
私の大好きなサーフィンがメッカの小さな田舎町。アルガンベイ。

その素敵な下りでこのバカバカしい話に戻りたくないので、おちを言っておくと、
このコスプレマニアが、ありもしない私の悪口を周りの人や檀家さんに言いふらしていた。

私が別の男性と話しているのをみて、焼きもちをやき、1日に5回×4日(1回最低 20コール以上)の電話を例の日本人女性にかけ、私がいつもその男性と仲良くして、どこかに消えて行ってしまう。俺はどうしたらいいんだ?と。。
それ以外にも恐ろしい事をのたまわっていたが、もちろん全部彼のイリュージョン。

都合良く、彼女と一緒に食事をしている時、そのコスプレ君から彼女に電話があったので、
それをひったくり、低調に(最初は)存分に言っといてやりました。
は〜やれやれ。
危うくコロンボ付近に停滞し、どろどろの毎日を繰り返すところだったのを
救ってくれたのは、ローズクオーツと、サーフィンでした。
ありがとう!



スリランカ到着!

前回の旅で知り合った日本人女性の紹介で、
到着早々、コロンボにあるお寺を訪ねる事になった。
何でもそこのお坊さんの一人が、
私の知りたい現地情報を色々教えてくれるとか。
いかんせん、コロンボ市内のホテルは高すぎるので、
45分ほど離れたMount Laviniaという小さな町に数日滞在することにした。
ゲストハウスのすぐ前に線路があり、その先にはインド洋が広がっている。
朝の景色。