2012年2月17日金曜日

スリランカ ナウ/ Mount Lavinia

前回の予告からだいぶ遅くなりましたが、
日本の皆様、いかがおすごしでしょうか?
金子信夫です。

全開予告通り、スリランカカレーのレシピを
ご紹介したいと思っていたのですが、
2012年新年明けと共に、
あまりにも私の身の回りで色々な事が
立て続けに起こり続けており、
ブログでは書けないような状況の元、
♪南の島から、スリランカカレーのレシピを
ご紹介しまぁ〜すぅ!♪

といった気持ちには到底なれないので、
勝手ながら、急遽話題を変更し、
近況報告とさせて頂きます。
あしからず。


アーユルベーダプロダクトやら、
紅茶畑見学やら、色々な状況を経て、
はた!?と気づいたら、

5つ星レストランで腕を磨いたシェフのもと、
スリランカ料理の腕を磨く修行?
に励む日々を送ることとなっていた。。

そのレストランがあるここ、マウントラベニアビーチは、
他の日本の方のブログで、
”日本の葉山”
と称されていた。

それを読んで、大笑いした私が思うに、ここは、

日本の湘南?てか、千葉の海の家。的な場所。
数十件の海の家の果てには、
昭和枯れすすきの漁師が住む、あばらやが散々に続いている。
葉山とはほど遠い景色。マウントラベニアの海沿い。
もちろん、ここの住人達も(丘沿いの住人はハイソ)
それとは全くもって対局上の暮らしを
日々、繰り広げている。


”喧嘩上等!
酒もってこい!”
宵越しの金どころか、その日暮らしも難しく、
人の金でいかに酒を飲むかが、彼らの日常。
ま、それはそれとして、
観光客の方々にその被害が及ぶことはないので
ご安心ください!

もとい、
これが今私が無料で修行させていただいている海の家?(レストラン)
スリランカ料理はもとより、
西洋料理、中華料理、タイ料理、パスタなどなど。
日本人の私や、観光客の方が食べても、欧米の観光客の方が食べても、
どれもこれも、おいしい。と、
一度来たお客さんは、必ずリピーターになるほど。

しかも、全てお手頃価格。
もちろん、町の小さな庶民的な定食やよりは割高だが、
ここ海沿いの、
値段だけは、葉山プライスの他のレストランに比べたら、
断然、安価。

ラ・シエラ・ブルー。

フランスに22年間滞在していたオーナーが付けた名前。
”ブルーヘブン”という意味だそうだ。

数ヶ月前に、フランスに住んでいたオーナー出資のもと、
その義理の息子と、5つ星で腕を磨いたシェフが
実質経営者となり、お店を開店させた。

が、他の店のようなファンシーな佇まいはなく、
しかも、それを補う為の、接客技術、
他のレストランのように、観光客に話しかけては
お店を案内するような気の利いたスタッフもいない。

開店はしたものの、いつ前を通り過ぎても
閑古鳥が鳴いている状態だった。

同じ町の出身ということで、
私の主人が開店当初から相談を受けていたのだが、
ついに、閉店寸前の時に、
主人に白羽の矢が刺さった。

1月のある日、
何の説明もないまま、そのお店に二人ででかけ、
なぜか、外出前に主人が私にタロットカードを持っていくように。
と言っていたので、何気なく持参してお店に行った。

お店につくと、なぜか二人の経営者が私たちに
商売のアドバイスを相談してきた。
彼らに頼まれてタロットをした。

その後、お前なら何か悪いものがいたら感じるはずだ!
と主人に言われ、”こくり”とうなずき、
店の隅々から、裏庭までを見て回った。

気づいたら、細木数子真っ青。
何かに取り憑かれた?ように、
彼らに指示を出し始めていた。

”このお店には、他の店の様に神様のものが一切ないけど、
普通スリランカ人なら、何かしら信仰しているものを
飾ってお祈りするけど、どうしたの?”
と聞いたら、
開店と同時に購入した仏像を飾らず仕舞で、
紙袋に入れっぱなしで埃をかぶっていた。

”だから、だめなんだよ。(人ごとには強い私)
ちゃんと、この場所に飾って、朝晩お祈りして!”
しかも、飾る場所まで指示していた。


はろ〜!!
誰なんだよ。私は!
誰か私をとめてくれ!
と内心思いつつ、

信仰心の厚いスリランカの人達は、私を止めるどころか、
私が調子に乗れば乗るほど、私の話に聞き入っていた。。


その次の日から、海外生活の長かった主人が
お店のマネージと、集客担当をまかされ、
金魚のふんの私は、
自然とスリランカ料理の修行に励む日々を送る事となった。

マックちゃん同様、何が功を成したかは
未だ定かではないが、
次の日から一転し、お店は大繁盛。

今に至っている。

めでたし。めでたし。
ふわっはっはー!(水戸黄門=初代)

と、人を幸せにした後は、
本来の私たちの使命を達成するべく、
この場所を去り、
新天地で心機一転、自分たちの夢の為に、
今迄以上に一直線に進む覚悟でございます。
(東大一直線なみに)

新天地に進む前に、何かご要望がございましたら、
何なりとお申し付けください。

佐川急便よろしく、しましまのシャツで
ブログでは書けない裏話と一緒に、
直接お宅までお届けいたします!
よろしくどうぞ!









2011年12月15日木曜日

悪魔払い/ Angulana

3分間と言えば、
ウルトラマンと、カップヌードル、キューピー3分クッキング
くらいの認識しか 私の頭の中にはなかったが、
まさか自分が、その3分間の枠組みに挑戦する日が来るとは、
夢にも思っていなかった。
私のブレイン、マックちゃんが、
ぶっ壊れるまでは。。


あれはたしか、相変わらずパパイヤが食べごろの季節、
1週間前のことだった。
いつものようにコンピューターをオンにして、
色々な作業に没頭していると、約3分を経過した頃、
突然!マウスパットが操縦不能に陥り、
こともあろうか、カーソルが自らの意思をもったかのように
勝手に動き始めた。

その傍若無人の動きっぷりは、はまるで、
ドリフ大爆笑の超ベテランシリーズを演じる、
志村けんの右手のような動きではないか。

と次の瞬間、何の操作もしてないのに、色々な画面が一度に
勝手に開き始め、完全なる操縦不能状態になってしまった。

むむむ。。このまま続けたら、
自分が超ベテランになってしまう。。

身の危険を感じた私は、即座に得意の強制終了を執行し、
コンピューターをオフにした。

その日から、
余儀なく3分間の枠組みで作業をするはめになった。

ち〜ん。
と、ここで3分間終了。今日はここまで。

翌日戦闘開始分↓
は〜。
これで私のスリランカ生活も終わりかとかなり弱気になっていたら、

なんと数日後、マックちゃんが自力?で
復活の兆しを見せ始めた。
相変わらずマウスパットは操縦不能だが、
マウスを購入し接続したら、何とか操縦可能。
勝手に画面が開くこともたまにあったが、
その都度、
よちよち、大丈夫だからね〜。
おばちゃんがついてるからね〜。
と、なだめながら、根気よく看病を続けた。

エクソシスト状態(錯乱状態)→昏睡状態
を約1週間ほど繰り返し続けたある日、
おばちゃ〜ん。
おれ、マックだよ〜。
と突然意識を取り戻したマックちゃんが呼びかけてきたではないか!

未だに、何が功を成したのかは不明だが、
何とか一命を取り留めたように見受けられる。

は〜。
よかった〜。


ここから看病日記の追記。
実際、故障直後はパニックに陥り、
コロンボにあるオフィシャルストアに修理に出す事を即座に考えたが、
念のため(※スリランカではこれ重要)
こちらでコンピュータ関係の仕事をしている数人の知人の元を
日替わりで、マックちゃんを担いでは訪れ、少しでも多くの情報を聞く事にした。

実際、オフィシャルストアはあるものの、誰に聞いても、
”うう〜ん。これがウインドゥズだったら修理も期待できるが、
ここは、スリランカだよ。”
。。。
(※注;あくまでも数人の意見です。)

期待裏腹、還って不安になるような言葉しか帰ってこなかった。。

こここれは。。
得意の神頼みしかない!

そう決心した私は、
次の日から早速得意のお清め大作戦を決行した!

ご存知、粗塩お清め作戦と、(※注;マックちゃんには塩振ってません!)
先日友人から送ってもらったホワイトセージお清め作戦。
(※注;煙で少しあぶってみました!)

すると、どうでしょう!

数日間は相変わらずの超ベテランぶりを発揮していたが、
それにもめげず、気合いでマックちゃんと一緒に戦い(?)
続ける事1週間。
なんと、マックちゃんの発作がおさまり、
今のところは、平穏無事に作業が出来る状態に落ち着きつつある。

エクソシストの悪魔払いを終えた神父の気持ちが少し分かった。
ような気がした。

しかし、
コンピュータ関係の仕事をしている知人らに言わせると、
”マックはウインドゥズと違って、
支障の度合いにもよるが、自力で復活できるシステムが搭載されてるからね!
今回は自力で復活できたんだよ。”
と軽くあしらわれました!

が、実際問題おばかちゃんの私には何が何やらさっぱり
わからないので、
そんな難しい事言われてもわからないも〜ん。
もしかしたら、私のお清めが功をなしたのかもしれないし。。
と、自分のいいように思い込むことにした。


とにかく、色々お騒がせいたしましたが、
何とかこのように持ちこたえる事ができました!
元気玉を送ってくださったお友達!
ありがとうございました!

次回は、その感謝の気持ちを込めまして、

お待ちかね(だれからもリクエストきてないが)
スリランカカレーのレシピをご紹介させてい頂きます!

以下予告編

じゃ〜ん!
スリランカカレー
ちなみに、卵乗ってるのが私の分。
3食この量をおいしくいただいてまーす!
グリーンの葉っぱは
今日本で話題沸騰中?
のゴトゥトーラの葉を刻んだ浅漬け?
みたいなもの。

以下、こちらでよく使うスパイスの数々。





(←写真左)
風味抜群。黒こしょう。

こちらの方は黒こしょうを
大さじ単位で使います。


(写真右→)
自家製のカレーパウダー。
(ガラムマサラ)

お店でも売っているが、
各家庭で好みのスパイスを調合し、
煎ってからグラインダーですりおろす。




(←写真左)
コチ(トウガラシ)

数あるトウガラシの中でも
一番辛くて最小のもの。
最近では、こちらのスパイしーカレーに
満足できず、これをかじりながら
カレーを食べてます。
バッグの中の常備薬的な。

(写真右→)
スリランカの鰹節

日本のものより柔らかい。
砕いて、少量を使う事が多い。
先日これで出汁を取ってそばを作ったら
そばやの出汁みたいでおいしかった。
スリランカカレーは魚だしベースが多いから
日本人の私でも飽きないんですね〜。


(←写真左)
シナモンスティック

ご覧のようにダイナミックサイズ。
皮を向いてほんの少量を隠し味的に
使ってます。





(写真下↓)
コリアンダーシード
 

次回はこれらのスパイスを使ったカレーレシピを
金子信夫風でご紹介したいと思います。
どうぞ、よろしくお願いいたします。







2011年12月7日水曜日

Apuuwa Cream アメージングクリーム/Angulana

がっび〜〜〜ん!!
macちゃんってほんとにすごかったんですね!
てか、私ってほんとにあほだったんですね!

カメラ盗まれちゃったし、もうブログ更新できない。ううう。
と嘆き続けて早1ヶ月。
本日ようやく、macちゃん内蔵カメラphoto boothの存在と、
使用方法を知りました!

とういことで心機一転、
ブログ更新させていただきます。


まずは、人に言いたくて言いたくてしょうがなかった
アメージングクリームの話。

なにげに立ち寄ったアーユルベーダの薬局で
たまたま見つけたこのクリーム。
(※自分で勝手にアメージングクリームと名付けた)

全てシンハラ語(2種類ある現地の言葉の一つ)で書かれており、
何が何だかよく分からないが、
薬局のおじさんが言う事には、

毎年アーユルベーダ商品に贈られる権威ある賞があるそうで、
それを受賞したハーバルドクターが、
家族経営の小さな工場で
自然の物100%を使用し、
スリランカ国内だけの販売を目的として
今もほそぼそと作り続けている。とのこと。

店頭にあるクリームちゃん達は、
国外をターゲットにしているものが殆どで、
そのパッケージはいかにもそれを意識して
お洒落な外観のものが多い。
そんな中、

海外って何?
わしら全然興味ないし〜。
スリランカだけで売れればいいよ。めんどくさいから〜。

その佇まいはまるで、
明日のジョーよろしく、肩ぶらりん作戦さながらの
丸腰ぶり。

こここれは、ただものではない。

数あるお洒落なパッケージは、
私の目にはこの時点ですでに色褪せて見えている。

興味津々、辛抱たまらなくなった私は、
薬局の親父に、

”やい、おやじ、箱の中身はどうなってんだ?
一つ見せてくれねえだろうか?”
と、うっかりハチベエ調で聞いてみた。

開けてびっくり!
中身こんな茶色のどろどろ→
これは間違いない!(人よりするどい野生の勘)→
速攻買いを決意!


おやじの話によると、
シミ、しわ、傷跡の黒ずみ、ニキビ、日焼け、
虫さされ後、わきが、フケ症、
そしてなんと、脱毛促進を防ぐ効果があるとのこと!

覆水盆に戻らず、抜けた毛、頭皮に戻らずは
万国共通の認識だが、
なんと抜けるのを防ぐ効果があるとのこと!

もちろんその晩から使用開始!

目尻のしわと、いい歳こいてサーヒン始めたばっかりに
増え続ける顔のシミ、こっちにきてから3ヶ月間消えずに足に残る
頑固な虫さされ後の黒ずみ。
少量を手に取り、そのヌメヌメ感がなくなる迄、
円を描くように擦り込む。
擦り込む。

次の朝、まず驚いたのは、足の虫さされ後の黒ずみ、
これが、明らかに薄くなって、
しかも、顔がリフトアップされてるのが分かった。
目尻のしわと、ほおのシミも薄くなっている。

まじで。。

びびってしまいました!
私一人では信憑性ないと思い、
友達の顔にあった吹き出し3分前のニキビにぬりぬりしてみた。
7−8時間テレビをみてて、気づいたら
吹き出し寸前が、小康状態になっていた。。
。。。。


あんまりびっくりしたので、
一瞬頭の中に花が咲いたのが見えた。
↓こんな花。


今迄の3ヶ月間、人の情報だけを便りに、
ジャンキーバスに何十時間も揺られ、
おしりに座りだこを作りながら、
スリランカ国内をあちらこちらとさまよい続け、
色々なアーユルベーダプロダクトやら、
ハーバルティーやら、オイルやら、
あれやこれやと試し続けたが、

まじ、このクリームに最初に出会えたら
そんな事しなくて良かったのかも。。

いやいや、今迄の目隠し特攻作戦も
無駄じゃないよ。
と、優しく自分に言い聞かせてみました。


何はともあれ、
アメージングクリームよ!
永遠なれ。



しかしながら今回も残念な事に、はげに効くかどうかは
身をもって体験する事ができませんでしたが、
”我こそは!”
という方がいらっしゃいましたら、
どうぞご一報ください!










2011年12月2日金曜日

お紅茶畑見学 おほほほ ざーます。/Nuwara Eliya

写真なくても、ブログ更新くらいできるでしょ!
と、
ある友人から叱咤激励のお言葉をいただいた。
おっしゃる通りでございます。
気づいたら、もうすぐクリスマスなんですよねえ〜。

ここ常夏のスリランカでも、
教会や町のデパートにはイルミネーションが施されている。
雪なんて到底見た事ない現地の方々の
イマジネーションのイルミネーションは、
私たち日本人の想像を遥かに超え、鬼気迫るものがある。

今日も町のデパートの軒先で、
雪の結晶を型どった大きなネオンが、
容赦のない真夏の日差しに、
これでもかと言うほど照らされて、
汗をかいてるスリランカの12月。
日本の皆様いかがおすごしでしょうか?

情緒ある日本の四季に慣れ親しんでいる老体には
いい加減、
夏夏夏夏ココナッツ〜♪
とか言ってられない状態になってきたので、
避暑&紅茶畑見学を兼ねて、
先月半ば、スリランカの最高地ヌワラエリアに
出かけてきた。
もちろん、毎度おなじみジャンキーバスドライバーの
運転するバスに8時間も揺られながら。

余談ですが、ここの国ではバスや電車の所要時間を聞くと、
必ずマイナス2−3時間の返答が帰ってくる。
経験上、所要時間を聞いた後は、
必ずプラス3−4時間で計算するようにしている。
(↑これ正解。スリランカの友達にも教えてあげた。)

ちなみに、インドでは所要時間を聞くと殴られることもあるそうだ。
運転手曰く、俺ら一生懸命働いてるのに、
そんな事を聞きやがって!あほか!
ぐらいの勢いで。
あ〜。スリランカでよかった〜。

話がそれましたが、ここヌワラエリアはスリランカの最高地。
平地が30度を超える季節でも、
年平均気温15度と、ここだけは別世界。
ヨーロッパの気候にも似ている事から、
古くからヨーロッパ人の避暑地としても有名。
建物も明らかにヨーロッパ風で、
一瞬自分がハイジの世界に迷い込んだのかと錯覚してしまう。
クララ〜!おじいさ〜ん!
私はここよ〜。

一面の紅茶畑、畑&畑。

ここ、ヌワラエリアでも有名な紅茶畑&工場,
lovers leap
ここで生産された紅茶達は、その後コロンボに集められ、
ヨーロッパをはじめ世界中の大手紅茶会社に
発送されていく。


今回、現地の友人の紹介で
ここで生産される最高級B.O.P(ブロークンオレンジペコ)
の期間限定品を、
ラベルなし、箱無しの状態で
直接出向いた人だけが入手できる品を
外人価格(外人は2倍の値段=これ全てにおいて常識!)でなく、
現地人価格で入手することに成功!!しましたっ!!
はーはー!

先端の3枚の葉っぱのみを
摘み取り、その後
ネット下からの風で
乾燥しているところ。

スリランカに来る迄、紅茶なんてそんなに飲まなかった私ですが、
今では、起きてから1回、朝食後に1回、
昼食後に1回、アフタヌーンティーを1回、夕食後に1回。
と、最低5回は紅茶を飲む毎日です。
そんな にわか紅茶通の私が飲んでも、
このB.O.Pはうまいっ!!

帰ってからネットで確認したら、
世界中で高値で取引されてた!

スリランカ人は紅茶に最低2−3杯の砂糖を入れて
毎回飲んでいるのだが、
古来からの飲み方として、
パームシュガー(黒糖)をひとかけら
かじりながら、ストレートティーを一口。
これを繰り返す。
パームシュガーは、ソフトボール大の大きさで売られており、
それを砕いて適量を使う。
濃くがあって甘さもしつこくなくおいしい。
何よりからだにいい!

とういうことで、
紅茶&パームシュガーの詳細が欲しい方は、
メールくださーい!

これを機に、これからも
目隠し状態、体当たり現地潜入ブログ更新しますので、
今後とも どうか一つ(小松政男)
よろしくおねがいいたします。









2011年10月31日月曜日

コホンバ! / Kataragama

Kataragama到着2日目、
コホンバ/Khombaという木の葉っぱを使った
全身トリートメントをゲストハウス近くの川で
試してみることにした。

コホンバはスリランカ全土に生息し、
アーユルベーダでも良く使われている植物。
その葉っぱから抽出されるオイルは
主に、スキンプログレムや、髪の毛の栄養補給に
良いと言われている。

おじいさんがハーバルドクターだった彼は
葉っぱを直接使ったトリートメントを
子供の頃から体験していた。
私も早速体を張って体験してみることにしました!

あくまでも、個人的に楽しんだだけなので、
良いこのみなさんは決してまねしないでください!
特に、目ん玉なんかにいれてはいけましぇん!


コホンバの木。

葉っぱだけを枝から取り除き、
石ですりつぶす。

細かくすりつぶした後、
ねりねりすると、
石けんの元となる泡(オイル)が出てくる。
ねりねり。

ある程度のねりねりを経たら、
それを直接頭のてっぺんから足のつま先
まで、まんべんなくこすりつける。
もちろん髪の毛にも。
全身の写真はお見せできないので、
このセクシーショットで想像してください。

全身に塗った葉っぱが乾燥するまで、
しばし待つ。
全身を洗い流すと、髪の毛から肌まですべて
つるつる。
古い角質がはがれ、新しい肌が再生する。
と言っていた。

↓この通り。
顔や背中以外の部分は
皮もはがれず、すべすべ感のみ残った。
どんだけ背中汚かったんだよ。って感じです。

ちなみに、石けんを使わなくても、
2−3日はそのすべすべ感が楽しめる。

驚いたのは、顔や腕の色が断然明るくなり、
光沢がでて、
あれ?私若返っちゃった?
って感じだった。
さらに驚いたのは、目の隙間から入ったオイルの効果?
か?目ん玉の白い部分までクリアになってた。
どろっと、毒でちゃったんですね。きっと。

この後2−3日石けんを使わなくても
すべすべさらさら感が続きました!
だっぷんでなくて、脱皮してるところ。


しかし、数日後
手間ひまをかけなくても
お手軽に、しかも安全にコホンバが楽しめるグッズを
発見!

おかげさまで、私もお気軽に毎日コホンバを楽しんでいます。

コホンバを使ったシャンプー。
髪の毛さらさら。
頭皮にもいいらしく、
コンディショナーいらず。

コホンバの石けん。
お肌つるつる。

ついでに買ってみた歯磨き粉。
クローブ、ユーカリなど入ってる。
とくに歯茎にいいらしい。

これもついでに買ってみた。
ディリーフェイスクリーム。

その他にもハーバルティー、サプリ、キャンドル、バスソルト
など試してみましたが、いずれもいい感じです。


今回も、残念ながら頭に効くハーバルは発見できませんでしたが、
お肌と体は今まで以上に元気になってしまいました!
恐縮です。




2011年10月30日日曜日

Holy Placeで乾杯!したらえらい目に遭いました! / Kataragama

富士山見たいな山盛りライスカレーを
右手でがしがししながら平らげるのにはすっかり板についてきたが、
相変わらず、こちらのウオッシュレットトイレにはなじめず、
毎回トイレの後には何だかもぞもぞするんだパトラッシュ的な
日々を送っていたら、10月も終わろうとしていた。

例のお寺に頼み事をしていて、20日以上をその事柄だけに費やしていた。
こちらでは、一日に一つの事が進めば上等で、
一つの事に2−3日費やすのは当たり前。。
いくらインドで修行をつんだからといって、限りなく動物に近い私が
ひたすら黙って待ち続けるなんて事は不可能。

”いらいらしてたから”
今時の中学生が言うような理由で、
もう少しで通りすがりの罪のない人を殴りそうなほど
ストレスも頂点に達し始めていた頃、
滞在先のホテルの前のビーチで、ある人にあった。

彼のおじいさんがハーバルドクターで
彼自身も多少の知識を持ち合わせていた。
その彼の提案で、都会の喧噪を離れ
メディテーションをすべく、スリランカの聖地と言われる
Kataragamaに小旅行に出かけることにした。


Kataragamaの町から
車で30分行ったところにある、
Shithul Pawwaという大きな岩の上にあるお寺。
幸運にもお寺の上にダブルの虹が現れて、
さすが私!さい先いいぞ!ゴー!ゴー!
とかなり興奮していた。
この時点で、この先起きるおそろしい事件を
誰が予想できるでしょうか!?

お寺がそびえる頂上からの眺め。
虹の根元には宝物が眠ると言う。
ほんの数十メートル先に行けば
宝物に出会えたのかも。
今更ながら行っときゃ良かった!
と思う次第でございます。

頂上近くにある岩を利用して作った家。
中にはおじさんが住んでいました。
うう〜んん。マンダム。
いつかはこんな家に住んでみたいと
岩好きの私は本気で思った。
思った。

ジャングルの中にある
滞在1日めの宿泊先候補。
大きな木の上にはツリーハウスも完備れている。

あれ?ここアフリカ?
アフリカじゃないよ。
と神様が優しく教えてくれた。

ワイルドな佇まい、それを際立てる
ディスプレイの数々。
ういやっほ〜!
滞在1日目はここに決めた!!
と、思いきや
電気なし、水道なし、バストイレなし。
吉幾三どころの騒ぎでないので、
やむなく滞在を断念。


Kataragamaはスリランカ人の心の聖地。
お酒を飲んで楽しむところではありません。
ツーリストと一部の住人達の為に、
町の外れ2カ所にバーがあり、
もちろん、その2カ所とも社会見学に行ったのが
そもそもの間違いでした。
神様ごめんなさい。

その数日後、
わらしべの糧、デジタルカメラと
ローン返済中のご自慢の
”ひのきの携帯by docomo"を盗難にあい、
警察に行くが戻ってくるはずがなく、
泣く泣くコロンボ近くの滞在していたホテルに
戻るはめになりました!

天国から地獄とはこの事を言うんですね!
帰ってスリランカ人の友達にこの事を話すと、
聖地でそんな事するから罰があたったんだ!
とたしなめられました。
その通りでございます。

どの位落ち込んだかというと、
町の路上生活者を見かけるたび、
ああ、私もいよいよ仲間入りか。
と本気で思ったほど。まじで。

が!生まれながらあほな性分。
数日落ち込んだ後、
根拠のない自信と闘争心が
いきなり、むらむら湧いてきた。
”うらあ〜!やったろうじゃねーか〜!”
(なにを?)

このように、
頭は相変わらず不自由ですが、体は人一倍元気です。
この旅行で、盗難にはあいましたが、
素敵なこともいっぱいありました。
素敵な事は、次の巻で報告しまーす!
あーあほで良かった!


2011年9月23日金曜日

おいおい、わらしべ長者の話はどこ行ったんだよ〜。/ Hikawana Area

 そう思ってたでしょ?
旅行記なんて、大嫌いってた人間が
なに旅行記したためちゃってるんだよ。って思ってたでしょ?
スリランカに着いて12日間の間に、恐ろしい強行スケジュールで、
スリランカの南半分を、人の情報だけを頼りに
(かなり危険な行動=徒労とはこんな状態のことを言うんですね!)
バスで移動しまくっていたが、中々これ!っていうヒットがなかったので、
ブログに載せられなかったんですう〜。

しかし!ついに本来の目的の一つであアーユルベーダプロダクト製造工場に
潜入することができましたっ!
これは、その数あるプロダクトの数点。
たまたま玄関においてあったので写真撮ってみました。


ハーバルワイン
(アルコールではないが、そう呼んでいた)
を昼夜3−4日かけて煮詰めているところ。


ドクターが、ハーバルワインの説明をしてくれた。
ちゃんとノート取ってる私。

薬草のストック。
宝の山と私。
うっしっし。

梱包が終わって、スリランカ全土に向け
発送されるのを待つプロダクトちゃん達。

左=英語教室を営む今回お世話になった
ご主人と、右=ハーバルドクター。
私が独身だといったら、独身のドクターの態度が
少しかわったのは、私の気のせいでしょうか?
 ようやく今回の趣旨に近いところに行けたので、
徒労ばかりで、内心焦っていたのが
少し楽になりました。
このプロダクトのことはもう少し話を
煮詰めて(ハーバルワインのように)から
お知らせします。

工場見学で、色々な質問に快く答えてくれたドクターと
シンハラ語から英語に通訳してくれたご主人。
ありがとうございました!

製造してる商品の種類を聞いていた時、
”そうだ!はげの薬はないんですか?”
と、どちらかと言えばそちらの部類に入るドクターの目を
直視して聞いていた私。
その言葉が終わった直後に、ドクターの頭の上の方に視線が
行くのは、人間なら仕方がない行動だろう。
もちろん、ご主人は私のこの質問をきちんと通訳して、
ドクターに聞いてくれました。

今回、残念ながら はげに効く薬は発見できませんでしたが、
中々収穫のある、有意義な一日でした。