2011年10月31日月曜日

コホンバ! / Kataragama

Kataragama到着2日目、
コホンバ/Khombaという木の葉っぱを使った
全身トリートメントをゲストハウス近くの川で
試してみることにした。

コホンバはスリランカ全土に生息し、
アーユルベーダでも良く使われている植物。
その葉っぱから抽出されるオイルは
主に、スキンプログレムや、髪の毛の栄養補給に
良いと言われている。

おじいさんがハーバルドクターだった彼は
葉っぱを直接使ったトリートメントを
子供の頃から体験していた。
私も早速体を張って体験してみることにしました!

あくまでも、個人的に楽しんだだけなので、
良いこのみなさんは決してまねしないでください!
特に、目ん玉なんかにいれてはいけましぇん!


コホンバの木。

葉っぱだけを枝から取り除き、
石ですりつぶす。

細かくすりつぶした後、
ねりねりすると、
石けんの元となる泡(オイル)が出てくる。
ねりねり。

ある程度のねりねりを経たら、
それを直接頭のてっぺんから足のつま先
まで、まんべんなくこすりつける。
もちろん髪の毛にも。
全身の写真はお見せできないので、
このセクシーショットで想像してください。

全身に塗った葉っぱが乾燥するまで、
しばし待つ。
全身を洗い流すと、髪の毛から肌まですべて
つるつる。
古い角質がはがれ、新しい肌が再生する。
と言っていた。

↓この通り。
顔や背中以外の部分は
皮もはがれず、すべすべ感のみ残った。
どんだけ背中汚かったんだよ。って感じです。

ちなみに、石けんを使わなくても、
2−3日はそのすべすべ感が楽しめる。

驚いたのは、顔や腕の色が断然明るくなり、
光沢がでて、
あれ?私若返っちゃった?
って感じだった。
さらに驚いたのは、目の隙間から入ったオイルの効果?
か?目ん玉の白い部分までクリアになってた。
どろっと、毒でちゃったんですね。きっと。

この後2−3日石けんを使わなくても
すべすべさらさら感が続きました!
だっぷんでなくて、脱皮してるところ。


しかし、数日後
手間ひまをかけなくても
お手軽に、しかも安全にコホンバが楽しめるグッズを
発見!

おかげさまで、私もお気軽に毎日コホンバを楽しんでいます。

コホンバを使ったシャンプー。
髪の毛さらさら。
頭皮にもいいらしく、
コンディショナーいらず。

コホンバの石けん。
お肌つるつる。

ついでに買ってみた歯磨き粉。
クローブ、ユーカリなど入ってる。
とくに歯茎にいいらしい。

これもついでに買ってみた。
ディリーフェイスクリーム。

その他にもハーバルティー、サプリ、キャンドル、バスソルト
など試してみましたが、いずれもいい感じです。


今回も、残念ながら頭に効くハーバルは発見できませんでしたが、
お肌と体は今まで以上に元気になってしまいました!
恐縮です。




2011年10月30日日曜日

Holy Placeで乾杯!したらえらい目に遭いました! / Kataragama

富士山見たいな山盛りライスカレーを
右手でがしがししながら平らげるのにはすっかり板についてきたが、
相変わらず、こちらのウオッシュレットトイレにはなじめず、
毎回トイレの後には何だかもぞもぞするんだパトラッシュ的な
日々を送っていたら、10月も終わろうとしていた。

例のお寺に頼み事をしていて、20日以上をその事柄だけに費やしていた。
こちらでは、一日に一つの事が進めば上等で、
一つの事に2−3日費やすのは当たり前。。
いくらインドで修行をつんだからといって、限りなく動物に近い私が
ひたすら黙って待ち続けるなんて事は不可能。

”いらいらしてたから”
今時の中学生が言うような理由で、
もう少しで通りすがりの罪のない人を殴りそうなほど
ストレスも頂点に達し始めていた頃、
滞在先のホテルの前のビーチで、ある人にあった。

彼のおじいさんがハーバルドクターで
彼自身も多少の知識を持ち合わせていた。
その彼の提案で、都会の喧噪を離れ
メディテーションをすべく、スリランカの聖地と言われる
Kataragamaに小旅行に出かけることにした。


Kataragamaの町から
車で30分行ったところにある、
Shithul Pawwaという大きな岩の上にあるお寺。
幸運にもお寺の上にダブルの虹が現れて、
さすが私!さい先いいぞ!ゴー!ゴー!
とかなり興奮していた。
この時点で、この先起きるおそろしい事件を
誰が予想できるでしょうか!?

お寺がそびえる頂上からの眺め。
虹の根元には宝物が眠ると言う。
ほんの数十メートル先に行けば
宝物に出会えたのかも。
今更ながら行っときゃ良かった!
と思う次第でございます。

頂上近くにある岩を利用して作った家。
中にはおじさんが住んでいました。
うう〜んん。マンダム。
いつかはこんな家に住んでみたいと
岩好きの私は本気で思った。
思った。

ジャングルの中にある
滞在1日めの宿泊先候補。
大きな木の上にはツリーハウスも完備れている。

あれ?ここアフリカ?
アフリカじゃないよ。
と神様が優しく教えてくれた。

ワイルドな佇まい、それを際立てる
ディスプレイの数々。
ういやっほ〜!
滞在1日目はここに決めた!!
と、思いきや
電気なし、水道なし、バストイレなし。
吉幾三どころの騒ぎでないので、
やむなく滞在を断念。


Kataragamaはスリランカ人の心の聖地。
お酒を飲んで楽しむところではありません。
ツーリストと一部の住人達の為に、
町の外れ2カ所にバーがあり、
もちろん、その2カ所とも社会見学に行ったのが
そもそもの間違いでした。
神様ごめんなさい。

その数日後、
わらしべの糧、デジタルカメラと
ローン返済中のご自慢の
”ひのきの携帯by docomo"を盗難にあい、
警察に行くが戻ってくるはずがなく、
泣く泣くコロンボ近くの滞在していたホテルに
戻るはめになりました!

天国から地獄とはこの事を言うんですね!
帰ってスリランカ人の友達にこの事を話すと、
聖地でそんな事するから罰があたったんだ!
とたしなめられました。
その通りでございます。

どの位落ち込んだかというと、
町の路上生活者を見かけるたび、
ああ、私もいよいよ仲間入りか。
と本気で思ったほど。まじで。

が!生まれながらあほな性分。
数日落ち込んだ後、
根拠のない自信と闘争心が
いきなり、むらむら湧いてきた。
”うらあ〜!やったろうじゃねーか〜!”
(なにを?)

このように、
頭は相変わらず不自由ですが、体は人一倍元気です。
この旅行で、盗難にはあいましたが、
素敵なこともいっぱいありました。
素敵な事は、次の巻で報告しまーす!
あーあほで良かった!